監督:ビル・コンドン出演:ジェイミー・フォックス/ビヨンセ・ノウルズ/エディ・マーフィー2006年 アメリカ
【ストーリー】1962年アメリカの自動車産業の中心地、デトロイトで遥かな未来に夢を馳せる三人のハイティーンの少女がいた。彼女たちの名前はエフィー、ローレル、そしてディーナ。“ドリーメッツ”というトリオを組み、音楽で成功すること、その夢を追いかけるため、今日もデトロイト・シアターの公開での新人オーディション・イベントに参加していた。その様子に舞台裏から熱い視線を送る男がいた。中古車販売会社を経営するカーティス・テイラーJr.は、扱う商品を自動車からサウンドに持ち替える機会を虎視眈々と狙っている。そして彼はドリーメッツという原石を見つけた。「そして彼はドリーメッツという原石を見つけた。
【コメント】SAPP:★★★★歌に夢をかけた少女達、彼女達を通じて自分の夢を叶えようとする人達、自分の理想を追いながら、時代に取り残されていくスター・・色んな人の色んな思惑が絡み合って、一筋縄では行かないいくつもの人生模様が繰り広げられる。歌がとてつもなく上手い、ってのは、耳にタコが出来るくらい聞かされてたけど、やっぱり「物凄く上手い!」と人に言いたくなるくらい上手い。(^m^)ププッ ストーリー的には、結構シリアス。アメリカのショービジネス界の汚さ、ここまでやるか?って話もポンポン出てくるし、途中でグループを降ろされる、エフィー(J・ハドソン)の自己中ぶりには、あきれるのを通り越して笑っちまったくらい。アメリカには居るんだな~、とことん自己主張の強い人が。でも、エフィーに限らず、最後には、長年かかって築き上げた名声をフイにするリスクを冒してまで自分の生き方を追求した、ビヨンセ演じるディーナにしても、アチラの音楽界の人って、妥協を知らないんだな、と感服。演技的に上手かったのは、エディ・マーフィ。普段、おチャラけた役のイメージが強いけど、落ちぶれていくスターの屈折と誇りを上手に表現してた。もちろん、歌も上手すぎ!歌が上手いといえば、J・ハドソンは、もう文句のつけようがないくらいのド迫力。(【オスカー】はやっぱり疑問だけど。)でも、「君の声には、個性と深さがない。」とけなされたディーナが最後に歌う『リッスン』も圧巻!さすがビヨンセだぁ~!一見の価値はあります。