ソヴィエト・ロシア軍歌集積所の掲示板です。文字コードにUTF-8が使われている為各種外国語の入力が可能である他、トリップも使用できます。 楽しく使える掲示板となる様、皆様のご協力をお願いします。
こんばんは。sovietです。今度もYouTube歌を見つけました。翻訳してみると「ウォロシーロフの為の歌」となっていました。これは多分、自分が思う限りウォロシーロフの歌だと思うのですが、どうですか?正しい題名と製作意図を教えてください。お願いします。
Soviet様こんばんは。この歌は多くの場合"Эшелонная"という名前で取り上げられています。「赤軍合唱団のページ」で紹介されている通り、『軍用列車の歌』と訳すのが良さそうですね。『ヴォロシーロフの歌』というのは補足説明的な副題と考えた方が良さそうです。サイトの方にも掲載しておりますが、似た名前の歌が結構たくさんありますし…
さて、この曲はヴォロシーロフが1934年に国防人民委員となった直後の作品です。国防人民委員が重要な地位であった事、又彼が公私を問わずスターリンの盟友であるとされた事から、就任後早速ある種の「神格化」が始められたようですね。その中で、国内戦やソ連・ポーランド戦争中の彼の軍事的功績は大いに宣伝される題材となっていたようです。
この歌に歌われているのは、南ロシアでの軍用列車を用いた機動戦です。広大な平原が戦場となったこの地域では、タチャンカのような騎兵部隊に加えて鉄道網を使った迅速な輸送・補給が重要だったようですね。ベラヤ=カリトヴァやカラチでの戦いを終え、ヴォロシーロフの指揮の下列車でツァリーツィン(後のスターリングラード・ヴォルゴグラード)防衛に赴く兵士が主人公になっています。このツァリーツィン防衛戦での勝利も、後にヴォロシーロフの功績のハイライトとして数々の歌に歌われていますね。
最後にその動画についてですが、残念な事にビデオトラックとサウンドトラックがきちんと合っていません。アニメ映画"Песни огненных лет"(戦火の年月を称える歌)から映像だけを抜きだし、アレクサンドロフ・アンサンブルの別音源と組み合わせたものと思われます。別音源の方も汽車の蒸気を模した余韻が良いですが、視覚効果と合唱団のアレンジが絶妙なオリジナルの映画の方も是非ご覧下さい。『軍用列車の歌』は3:25位から始まります。
I.Amraamski様ありがとうございます。ではウォロシーロフの歌はどんな歌なんでしょうか。よかったら貼ってください。お願いします。
ヴォロシーロフを主題とした歌として、現在サイトの方で取り上げているのは以下の3曲です。(「カテゴリ別リスト」でまとめています)http://voenpesni.web.fc2.com/songs/Pesnya_o_Voroshilove.htmlhttp://voenpesni.web.fc2.com/songs/Pesnya_o_Klime_Voroshilove.htmlhttp://voenpesni.web.fc2.com/songs/Pesnya_o_Luganskom_slesare.htmlただ、ヴォロシーロフについて言及のある歌を全部数えるとかなりの数になるでしょう。歌詞に直接名前が入っていなくても、первый маршал(第一元帥)、нарком(人民委員)、донецкий слесарь(ドネツの工員)といったように間接的な呼び方をしていることもあります。1940年にソ連・フィンランド戦争での失敗で国防人民委員を更迭された後も権威は残り、後任のティモシェンコ元帥と共にいくつかの歌に登場しているのも興味深いところですね。
変り種としては、歌詞のない行進曲で『ヴォロシーロフ行進曲』というのがありますね。作曲者イッポリトフ=イワノフはどちらかと言うとクラシックの作曲家になるようです。