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Re:「悲しみよ こんにちは」

「悲しみよ こんにちは」1954年サガン18歳のデビュー作
(朝吹登水子訳 新潮文庫版、1955年)
あらすじ:
遊び人の父と愛人ら、そして17歳の娘の夏の別荘での恋と企み
や葛藤を描く。

第一部第一章 pp.4
『私は砂の上に寝そべって、一つかみの砂を手ににぎり、指の
間からやわらかい黄色の一すじのひものように流し落とした。
それは時のように流れすぎて行くものに見えた。それはたわいの
ない考えだった。たわいのないことを考えるのはいい気持ちだっ
た。夏だもの。』
第一部第五章 pp.29
『彼女はネズミ色の服をまとっていた。ほとんど白に近い、不思
議なネズミ色で、電灯の光に照らされて、ちょうど暁の海の色調
のようなネズミ色...その晩、成熟した女のあらゆる魅力が、彼女
の内に集められたようであった。』
pp.38
『私はいまだに、この息を切らした効目の薄いこれらの接吻を、
砂に砕ける波の音と一致した、私の心臓の上のシリルの鼓動を覚
えている。一、二、三、四、心臓の鼓動と、やさしい砂の上の音と、
一、二、三、...一。そこで彼は息をつくのだ。』
第二部第一章 pp.40
『私はこの私なのだから、さまざまな出来事をつぎつぎと感じる
ことは自由ではないか? 生まれてはじめてこの「自分」が分離し
たように見え、このような二重性の発見が私をひどく驚かせた。
私は都合のいい口実を探し、自分自身にそれらをつぶやき、自分
が誠実であると判断した。すると突然、もう一つの「自分」があ
らわれて、私自身の議論がいかにも真実のような外見を持ってい
ながら、それは偽りであり、自分自身をあざむいていると叫んだ。
けれども、もう一つの「自分」が私をあざむいていたのではなか
ったろうか? この聡明さこそもっとも悪質な錯覚ではなかった
ろうか?』

→ 代表作であり、少女と大人びた部分が交錯した「青春」を
感じられたに違いありません。
サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」に
影響を及ぼしたようで、映画化もされてます。

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